※プラズマブレードのダメージ算出が異なっていましたので各表の数値と考察内容の一部を修正しました(12/26 02:10修正)
メリークリスマス、棍レグサンタさんです。
さて、Ver4.4対レグ武器考察第2弾は、レグバト民御用達の両手剣の考察を行いたいと思います!
(棍どこいったのよ・・・)
棍とは違いアプデ前までにレグバト界隈で主流となっていた両手剣は最新武器ではない聖大剣アスカロンでしたが、果たしてどのような結果になるのか私も楽しみです。
例のごとく、完全に「対レグナード戦」に偏った考察となっておりますので予めご了承ください。
新両手剣の基本性能
ではLv100の新両手剣「覇王の大剣」の性能を過去の両手剣と比較してみましょう。
攻撃力はバイキ込みで+18と順当に伸びていますね。
攻撃時2%でスタンショットという新しい効果も登場しています。
アスカロンとはバイキ状態で57も攻撃力に差がつくことになります。
これは逆転の予感がしますね。
さ、どんどんいきますよ。
Ver4.4の攻撃力ステータス
次にステータス。
覇王の大剣を装備したバトルマスターの攻撃力を実戦向けに調整するとステータス上ではVer4.4だと飯抜きで799まで上がります。
【力パッシブ(共通)】60
【力パッシブ(職専用)】10
【武器(覇王の大剣★3)】239
【武器(錬金)】27
【両手剣スキル(~150)】65
【両手剣スキル(160攻撃力)】5
【顔(ピアス)】0
【首(忠誠)】30(基礎10、合成20)
【指(武刃)】12(基礎10、合成2)
【胸(セト)】19(基礎7、合成12)
【ベルト】14
【札】8
【その他(パワーチャーム)】14(基礎5、合成9)
【証(魔人)】3(基礎3)
【防具セット効果(トライバル)】5
【炎の宝珠(武神)】6
【風の宝珠(禁断力)】6食事抜き:799
食事込み:814
ちなみに武器攻撃錬金18、ベルト攻撃0(竜9想定)、いんろう攻撃9に変更すると攻撃力771なので、覇王装備時のバトの攻撃力は771~799あたりに落ち着くと思います。
特技ダメージ一覧
それでは、気になる特技ダメージの比較表を見てみましょう。
※ダメージ算出に用いた条件については後述
※プラズマブレードのダメージ算出が異なっていましたのでダメージ表を修正しました(12/26 02:10修正)
ちょ、まじかよ、アスカロン
まだ我々を悩ませる気だな・・・。
ドラゴンスラッシュやプラズマブレードでは覇王の大剣に完全に軍配があがるもののその他の特技では、まだアスカロンのほうが強いという結果に。
分かりづらい、分かりづらいぞ。
では、どうやって強さを比較するのか。
本考察では、バト入りで人気のある以下構成での実戦データを活用してみることにします。
・パラバト3
・バト4
それぞれの構成でバトがどの特技を何回使用しているか公開されている討伐動画を見ながら実際にカウントしてみました。
そして、先程算出した特技ダメージ表(表2)と攻撃回数をかけあわせて武器別に1戦トータルでどのぐらいダメージ差が生まれるか見てみたいと思います。
それでは結果を一気に公開します。
まずは、パラバト2人討伐(討伐タイム12:14)における特技別使用回数とダメージ換算結果です。
パラバトは覇王の大剣の勝利!
次は別のパラバト2人討伐(討伐タイム15:57)における特技別使用回数とダメージ換算結果です。
別のパラバト討伐においても覇王の大剣の勝利!
次はパラバト3構成(討伐タイム02:56)における特技別使用回数とダメージ換算結果です。
パラバト3も覇王の大剣の勝利!
最後にバト4構成(討伐タイム03:37)における特技別使用回数とダメージ換算結果です。
最後のバト4も覇王の大剣の勝利!
アスカロン破れる!
長らくレグバト武器を牽引してきたアスカロンの牙城がついに破られました。
しかし、考察はここでは終わりません。
アスカロンにはドラゴン+15%に加え「かいしん率3%」という素敵な基礎効果がついています。
対して、覇王の大剣には直接ダメージ量がアップするような基礎効果はついていません。
何やら雲行きが怪しくなってきました・・・
ここで2つの武器の考察に入りたいところですが、ちょっと待ってください。
今回、考察した4つの武器の中では、総ダメージ最下位にあたるオートクレールという武器、とても魅力的な基礎効果がついています。
・行動時3%でテンション消費しない
・・・あれ、これ、超強ない?
確率通り発動したら、全てを逆転しちゃうんじゃ・・・
以下では、オートクレールとアスカロンの基礎効果が発動したら、総ダメージにどのように変化があるのかシミュレートしています。
それでは結果を一気に見てみましょう。
オートクレールの衝撃に震えろぉぉぉ!!!!
まずパラバトは覇王の大剣の勝利!
次はパラバト3。
パラバト3も覇王の大剣だがプレイヤーによってはアスカロンが優位の結果となることも!
次はバト4。
バト4も覇王の大剣だが、パラバト3同様アスカロンもダメージ差がほとんどないという結果に!
アスカロン復権!!
アスカロンしぶとい・・・
条件にもよりますが、アスカロンを装備することで会心が複数回多く発生すると考えるならば、試算した結果の通り覇王を逆転することもありそうです。
※記事公開時点ではプラズマブレードのダメージ算出を誤っていたため、アスカロン優勢のような記事となっておりますが、本考察においては全体的に覇王の大剣の方が優勢です
今回、データ取得のモデルにした動画は討伐タイムが速いものを参考にしています。
つまり、災禍やSHT、高倍率特技を効果的に使用している戦闘を参考にしていることになるので、そういった条件下でもアスカロンが優位となりやすいということを補足しておきます。
対して高倍率特技を有用に使えないような戦闘の場合、ドラスラ中心になり、覇王の大剣の方が結果的に高い結果となることもあるでしょう。
結論
「どっちでも良さそう」
です。
今回の考察のやり方は、条件設定やモデルにする動画次第で多少結果が変わるものではありますが、特技の使用回数や基礎効果の発動回数でどのぐらいのダメージ変化があるのか参考にはできると思います。
なお、基礎効果が発動したときに恩恵が高くなるよう、あえて、そういった状況での検証としています。
※その状況でも覇王の大剣が勝利するようなら完全勝利といえるため
例えば、アスカロンのテンなしドラスラが会心になったと仮定すると850ダメージUP(1149⇒1999)しますが、実際の戦闘ではテン2の状態で会心が出るかもしれません。
その場合は、テン2の時点で1999の上限ダメージになるので、会心が無駄になります。
実際の戦闘ではこのようなことも珍しくなく、10回戦闘して10回とも同じ武器が優位になるような戦闘にならないのではないかと予想します。
今回の考察では覇王の大剣がやや優勢の結果となりましたが、アスカロンとは、ほとんど差がないので既にレグバトをやっていてアスカロンを持っている人はレグバト以外に使い道がないなら買い替えなくてもいい気がします。
アスカロンを持っていなくてレグバトをこれから始めたい人は、他でも使える覇王の大剣で良いでしょう。
攻撃時2%でスタンショットの効果が発動することにより、リズムが崩れる危険性(うまく対処できればメリット)もあるので、その点も注意が必要です。
そして、勝手に期待していたオートクレールは、かなり有利な条件でデータを算出したものの逆転には至らず。
今、レグバトをやるならアスカロンか覇王をお勧めしたいところですが、神域やオートクレールの良い武器を持っている方は、今回の結果を参考に自分にとって買い替えの価値があるかを見極めてみてください。
ここまで良いところなしの神域の大剣ですがCT短縮効果がついているので、族長と組み合わせて使ってみるのも面白いでしょう。
今回の検証ではトライバル前提での検証としており、族長のピオラを比較条件に入れると比較が複雑になるので、考えから除外しています。
以下、本記事で用いた特技ダメージの算出条件を紹介しておきます。
・覇王の大剣装備時→攻撃力809(バイキ時1061)で計算
・神域の大剣装備時→攻撃力796(バイキ時1043)で計算
・オートクレール装備時→攻撃力783(バイキ時1025)で計算
・聖大剣アストロン装備時→攻撃力768(バイキ時1004)で計算
・ドラゴンスラッシュ/全身全霊斬り/無心こうげき/プラズマブレードは宝珠Lv5+飾り石
・【ベルト】竜8攻撃10の混合ベルト
・【両手剣】 160スキル:攻撃+5、170スキル:プラズマブレードⅡ、180スキル:ドラゴンスラッシュ+30%
・【とうこん】160スキル:テンション維持+1%、170スキル:灼熱とうこん討ちⅡ、180スキル:会心1.2%
・全身全霊斬りの倍率は4.0倍で計算(実際は3.9~4.1)
・武器の攻撃錬金はいずれの武器も26
・武器以外の条件(スキル、装備、宝珠など)は全て同じ
・防具はトライバルセット
・アクセはピアス、忠誠、武刃、セト、パワーチャーム、魔人
・料理はスマッシュポテト
・各特技の与ダメは会心や乱数補正を考慮していない基準値
おまけ
おまけを一つ。
気が早いですが、次の両手武器で特技ダメージ表はどうなるの?という未来の疑問に応えるべく先行して調査してみました。
攻撃力の増分は、神域⇒覇王と同じ上昇幅の13に設定しています。
・神域の大剣:226(★3)
・覇王の大剣:239(★3)
・次世代両手剣:252(★3) ※数値は、あくまで予想です
はい、結果。
無属性の両手剣であれば、上記表のようにアスカロンを超えることは、ほぼ確実でしょう。
かいしんや竜特攻のような基礎効果が付属していれば、さらに差がつきそうです。
レグバト以外では両手剣を使わないという人は次に本気を出すのでも良いかもしれませんね。
最後に
棍レグおじさんなのに棍より力の入った調査になってしまった気がするのは内緒です。
・データの見方が分からない
・追加でこんな条件で検証してほしい
・間違いを見つけた
といったご意見・ご要望・ご指摘等ありましたら気軽にお知らせください。
最後に記事途中では省略した細かいデータも参考までに掲載しておきます。
今日はレグⅣです。
こんな記事書かずにレグ行けよ、という声が聞こえてきそうですね。
それでは皆さん、繭で会いましょう。
表2のダメージ表と表4の特技回数をかけ合わせた詳細なデータです。
考察に用いた4つの構成でそれぞれこのような詳細データを作っています(細かすぎるのでこの1例だけ紹介)。
災禍以外にレボやガジェと組み合わせたら、どのようにダメージが変化するのか試算したものです。
ブメ職や道具がバトと一緒に組む機会は少ないですが、参考までに紹介しておきます。