棍レグ攻略 ~基本戦術編~

棍レグ攻略 ~基本戦術編~

前置き

今回の記事は、棍レグの基本戦術の紹介を行います。
初級~中級者向けの内容になっています。

記事の後半に動画がありますので、文章で分かりづらい場合は動画から見ていただくと良いかもしれません。

戦闘の流れ(反撃誘発戦法)

棍レグは【反撃誘発戦法】とプレイヤー間で呼ばれている戦術によって戦っていきます。
この戦術の特徴は大きく2つあります。

1.レグナードのダメージを与える近接攻撃が通常攻撃とブレス攻撃だけである点を利用し、天地のかまえとやいばのぼうぎょを使って、攻撃を無効化し続けていける点

2.レグナードの反撃攻撃が安全に回避できる行動ばかりである点を利用して、反撃を意図的に誘発し、タゲ下がりと反撃行動中に手数を稼ぎながら安全に攻撃できるようにしている点

反撃誘発戦術の基本的な流れにまとめると以下のようになります。

1.タゲ判断

2.前判断(ブレス判断)

3.タゲ下がり

4.後判断(ブレス判断)

5.ターンエンド前に攻撃を受ける(反撃誘発)
※8歩~13歩の間で天地orやいばで攻撃を受ける

6.反撃攻撃を避ける(反転)
※レグの背面に回り込んで避ける

7.タゲ判断
※反撃行動が出たあとは安全にタゲ判断が可能

上記の繰り返して戦っていきます。

用語や詳細については下記ご参考下さい(後半に動画もあります)。

【タゲ判断とは】

レグナードがどのプレイヤーを攻撃ターゲット(以下タゲ)として狙っているかを見極めること。
反撃行動が出た後は安全にタゲ判断が可能(ピオリム状態の時を除く)。

【タゲ下がりとは】

タゲ判断を行った後、タゲとなったプレイヤーが別の味方プレイヤーを壁にして逃げること

【前判断とは】

前判断は最初はできなくても構いません(できなくても討伐は可能です)。
まずは参考程度にご参考ください。
前判断とはタゲ判断時にレグの挙動によって、攻撃種別が「通常攻撃」なのか「ブレス攻撃」なのかを見極めるテクニックのことです。レグに限らず、モンスターは攻撃を実行する前にタゲに対して攻撃の射程距離まで間合いを詰める動作を行います。
そして距離を詰めた後、すぐに行動するのではなく行動可能になるターンが回ってくるまでは攻撃を行ってきません。
※モンスターによって、射程を詰めた後に攻撃を実行するまでの時間は異なります。

その特性を利用します。
レグの通常攻撃の射程は短く(約2m)、ブレス攻撃の射程は長く(約3~5m)設定されています。レグの行動開始前にプレイヤーがわざとレグとの間に距離をとっておき、レグが射程を詰めてきた距離によって、通常攻撃かブレス攻撃なのかを判断することが可能になります。
ただし、これだけで判断すると失敗するリスクがあるため、後述する「後判断」というテクニックも利用して、攻撃の種別を確定させてから攻撃を受けていきます。

【後判断とは】

タゲとなったプレイヤーはレグが8歩程度歩くまでは5m以内の射程に入らないよう気を付けて下がります。
そして、グが8歩以上歩いたらレグとの間合いを徐々につめていき、ブレス射程(約3-5m)に入って、ブレスを吐いてくるかを確かめます。そこでブレスを吐いてきた場合は、そのままやいばのぼうぎょで受けます。
ブレス射程に入ってもブレスを吐いてこなかった場合は、通常攻撃であることが予想されるため、13歩目ぐらいまでに天地のかまえを行ってレグの通常攻撃を受けます。
この攻撃を受ける直前に攻撃種別を見極めるテクニックのことを後判断と呼んでいます。

【反撃(押し合い反撃)】

レグナードの歩数で約8歩程度の間、味方プレイヤーの移動干渉(相撲・壁)によりタゲ下がりが成立すると、レグナードはその後のタゲへの攻撃後に連続で押し合い反撃攻撃を行ってくるようになります。

【ターンエンドとは】

モンスター(レグ)が行動を開始してから15秒間タゲに到達できなかった状況(歩数目安:14~15歩)のこと

【ターンエンド行動とは】

ターンエンドが発生した際にモンスターが行う行動のこと
※押し合い反撃として設定されている行動を行ってきます(レグの場合、はげしいおたけび、ウイングダイブ、テールスイング等)

【反撃誘発】

タゲ下がり後、押し合い反撃を確定させてからターンエンド行動を行ってくる前にレグの攻撃をタゲが受け、連続して行ってくる反撃行動を誘発すること
※目安:レグの歩数で8歩~13歩の間あたりで攻撃を受けると反撃誘発が成立します

攻撃をマップの端の位置で受けるのが理想で、反撃を誘発した際にレグの背面に回って位置取りを反転させることによって、次のタゲ下がりスペースを確保することが可能となります。棍レグ戦術(武)において、レグナードの反撃行動は全て安全に対処することができるため、この戦法が成立します。

以下、反撃対処例を紹介します。

■ 反撃:はげしいおたけび

【タゲ】攻撃を天地orやいばで受けたあと、すぐにそれらを解除し、レグの背面に回り込む
【非タゲ(壁)】タゲが天地orやいばのコマンドを選択したのを確認したら壁を離れ、レグの背面に回り込む

■ 反撃:テールスイング

【タゲ】攻撃を天地orやいばで受けたあと、すぐにそれらを解除し、すぐにジャンプしてレグの背面に回り込む
【非タゲ(壁)】タゲが天地orやいばのコマンドを選択したのを確認したら壁を離れ、すぐにジャンプしてレグの背面に回り込む

■ 反撃:ウイングダイブ

【タゲ】攻撃を天地orやいばで受けたあと、すぐにそれらを解除し、ダイブを避けながらレグの背面に回り込む
【非タゲ(壁)】タゲが天地orやいばのコマンドを選択したのを確認したら壁を離れ、ダイブを避けながらレグの背面に回り込む

■ 反撃:裁きの雷槌

【タゲ】攻撃を天地orやいばで受けたあと、すぐにそれらを解除し、壁になったプレイヤーと距離を取りながらレグの背面に回り込む(壁のプレイヤーと逆方向からの回り込みを推奨)
【非タゲ(壁)】タゲが天地orやいばのコマンドを選択したのを確認したら壁を離れ、レグの背面に回り込んだ上でタゲのプレイヤーに近づかない位置で雷を受け、さらに不撓不屈で感電を解除する

■ 反撃:通常攻撃

【タゲ】攻撃を天地orやいばで受けたあと、すぐにそれらを解除し、レグの背面に回り込む
【非タゲ(壁)】タゲが天地orやいばのコマンドを選択したのを確認したら壁を離れ、レグの背面に回り込んだと同時に天地のかまえを行う

参考動画

【タゲ判断~反撃誘発受け】

動画は天地の構えで反撃誘発受けをしたところからスタート。
直後に押し合い反撃行動のウイングダイブが出ています。
反撃行動中は安全に行動できるので回り込んでから攻撃を行っています。

レグナードがダイブ着地して振り返る前までにプレイヤー2人が距離をとって待機を行っています。
この時、通常射程より遠くブレス射程より近い位置にプレイヤー2人は位置取りをしています(2m以上5m未満)。

レグが振り返ると同時にグレナドを見てすぐに間合いを詰めてきます。
この挙動により、

【グレナド】タゲであること(=タゲ判断
・レグの攻撃の種別が【通常攻撃】であること(=前判断

を判断しています。

その後、グレナドがタゲ下がりをして、レグが近づいてきてもブレスを吐いてこなかったので(=後判断)天地のかまえで通常攻撃を受けています。
そして、反撃を回り込んで交わして攻撃したのち、再度、タゲ判断を行っています。

今度はユズリナさんの方をレグが見た(=タゲ判断)ので、この時点でユズリナさんがタゲ下がりを開始しています。
先ほどと違い、レグが振り返った後、一歩も動かずユズリナさんをじっとみつめる挙動を取っています。

これがブレス行動をとろうとしているサインです(=前判断)。
通常射程以上ブレス射程以内で待機してタゲ判断を行うことで、振り返ったと同時に動くか動かないかで攻撃の種別を予測することが可能になります。

通常攻撃の場合は振り返ったと同時にレグがすぐに動き出し射程を詰めてくるので攻撃種別の予測ができます。
これが前判断です。

注意としてブレス射程外でタゲ判断待機を行ってしまうと仮にブレス攻撃が選択された場合でもレグが振り返りと同時に動いてしまい、やや判別しづらくなります。
よって、タゲ判断位置は通常射程以上ブレス射程以内に留めておくことで前判断の成功率がぐっと上がってきます。

動画の方ですが、前判断の予測通り、レグはブレスを吐いてきましたので事前に予測できていたユズリナさんはブレス無効状態(SHTを利用して無効になるよう調整)で攻撃を安全に受けています。

【後判断サンプル(ブレス処理その1)】
後判断にてブレスを判別しやいばのぼうぎょで攻撃を無効化しているサンプル動画です。

【後判断サンプル(ブレス処理その2)】
後判断にてブレスを判別しやいばのぼうぎょで攻撃を無効化しているサンプル動画その2です。

【後判断サンプル(通常攻撃処理その1)】
後判断にて通常攻撃を判別し天地のかまえで攻撃を無効化しているサンプル動画です。

【後判断サンプル(通常攻撃処理その2)】
後判断にて通常攻撃を判別し天地のかまえで攻撃を無効化しているサンプル動画その2です。

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