データで見るスコルパイド ~踊り子構成編Part2~

データで見るスコルパイド ~踊り子構成編Part2~

こんにちは、棍レグおじさんです。

今回の考察のテーマは前回に引き続き「スコルパイド戦の踊り子構成」についてです。

↓前回の記事

前回考察のモデルになった踊り子のスキル振りは「戦鬼型」でしたが、新しく「シャンソン型」での7分切り討伐動画が投稿されましたので今回はこのログを用いて比較を行います。

また、後半では宝珠レベルやスキル160~180スキルの選択についても考察を行っていますので、興味がありましたら最後までお付き合いいただけると幸いです。

シャンソン型のダメージログと戦鬼型との比較

今回参考にしたシャンソン型の討伐動画がコチラです。

スコルパイドⅢ 踊り・まも・まも・賢者 まもの視点(6分56秒07討伐

そして、気になるダメージログがこちら。

■【ダメージログ】スコルパイドⅢ 踊り・まも・まも・賢者(6分56秒07討伐-シャンソン型-

スコルパイドⅢ 踊りまもまも賢者 構成 ~討伐Time 06:56 踊り子シャンソン型~

シャンソン型では、なんとまもの使いよりダメージ量で上回る結果が出ています。
以下、前回の考察で紹介した戦鬼型のログのおさらいです。

■【ダメージログ】スコルパイドⅢ 踊り・まも・まも・賢者(6分51秒14討伐-戦鬼型-

スコルパイドⅢ 踊りまもまも賢者 構成 ~討伐Time 06:51 ルカニ有り~

■【ダメージログ】スコルパイドⅢ 踊り・まも・まも・賢者(6分58秒34討伐-戦鬼型-

スコルパイドⅢ 踊りまもまも賢者 構成 ~討伐Time 06:58 ルカニ無し~

目に見えて差が出ているのは「タナトスハント」の使用回数です。

戦鬼型で36回、38回だった回数がシャンソン型では53回に大幅に増えています。
これはシャンソン型改め、完全なるゴリラ型です。

モデルにした動画のまもの使いの方もおっしゃっていましたが、シャンソン型で火力を出すためには相当の熟練を要すると思われます。

どういうわけか、まもの使いのりょうじさんはシャンソン型になってもDPSがさほど下がっていません(※)が、戦鬼型はPT全体の火力の底上げ(牙神をカットによる手数上昇、180スキルから牙神を外すことができる等)と賢者の攻撃力上昇効果が期待できますので人を選ばず平均タイムを上げる目的であれば戦鬼型で良いように思います。
※戦鬼型のログでは、みかわしが多かったため手数に対してダメージが少なかったとも受け取れる

踊り子の攻撃ステータス

まず、本考察で用いる踊り子の攻撃ステータスを紹介します。
検証のモデルとして実戦を想定した設定にしていますが、推奨装備というわけではありませんのでご注意ください。

 

検証に用いた踊り子の攻撃ステータス(Ver4.4時点)
【力】218(Lv108)
【力パッシブ(共通)】60
【力パッシブ(職専用)】0
【武器(グラフィアス★3)】152
【武器(錬金)】26(左右同じ)
【短剣スキル(~150)】35
【短剣スキル(180or160攻撃力)】180:10、160:5
【顔(ピアス)】0
【首(忠誠)】30(基礎10、合成20)
【指(武刃)】12(基礎10、合成2)
【胸(セト)】19(基礎7、合成12)
【ベルト】0(虫9のみ)
【札】8
【その他(竜玉)】0
【証(魔人)】3(基礎3)
【防具セット効果(スターダム)】0
【炎の宝珠(武神)】6
【風の宝珠(禁断力)】6
食事抜き(短剣160スキル:こうげき+5):585
食事抜き(短剣180スキル:こうげき+10):590
食事込み(短剣160スキル:こうげき+5):600
食事込み(短剣180スキル:こうげき+10):605

短剣160~180スキルの考察

短剣スキルの160~180について考察を行います。

まず、オネロスハントは紹介した動画のようにザオトーンのダウン中に使うことが一般的です。
災禍、レボ、荒神等との相性も良いため順当に入れる選択をして良いでしょう。

スコルパイドの行動パターンからして、180スキルではCTを腐らせやすいため、170(CT80)か160(CT120)での運用を推奨します。
ここではザオトーン毎にほぼ確実に打つことができそうな170スキル想定で話を進めます。

悩むのが180と160のスキル選びです。
使わない特技を外すと候補は以下の通りです。

 

160~180スキル候補
こうげき力
かいしん率
キラーブーンの強化
ヴァイパーファングの強化
タナトスハントの強化
ナイトメアファングの強化
オネロスハントの強化

全ての特技の期待値を上げる「こうげき力」と「かいしん率」が基本的には優秀です。

ただ、短剣の会心率は、会心補正のない片手剣のはやぶさ斬りなどと比較すると大きな効果は期待できないため、ここでは確実な効果を期待できる「こうげき力」と「特技の強化」の組み合わせで検証を行ってみたいと思います。

よって、
・こうげき力を160(+5)、各特技の強化を180に設定した場合
・こうげき力を180(+10)、各特技の強化を160に設定した場合
の比較を行います。

攻撃スタータスは先ほど紹介した検証モデルで食事込み(180スキル攻撃の場合605、160スキル攻撃の場合は600)を使用します。
各特技の宝珠は全てLv5+飾りの状態とします。
※宝珠の考察は次項で改めて行います

考察は「シャンソン型」と「戦鬼型」それぞれで行いました。
違いは戦鬼の有無とタナトスハントの攻撃回数です。

なお、災禍・レボ・テンション等を絡めると条件設定が難しくなるので無視して考察を行います(やや妥協)。
条件をまとめると以下のようになります。

 

■シャンソン型
<条件>
・災禍レボ無し、テンション無し、バイキ状態

<特技使用回数>
・タナトスハント 52回
・ヴァイパーファング 15回
・ナイトメアファング 3回
・オネロスハント 3回
・キラーブーン 2回

■戦鬼型
<条件>
・災禍レボ無し、テンション無し、戦鬼2段階、バイキ状態

<特技使用回数>
・タナトスハント 37回
・ヴァイパーファング 15回
・ナイトメアファング 3回
・オネロスハント 3回
・キラーブーン 2回

まずは、160~180スキルで特技強化を行っていない場合のダメージ表です。

次に、160~180スキルで各特技の強化を行った場合のダメージ表です。

この表の結果を利用して、どの特技を強化すると最も火力期待値が上昇するのかを求めます。
前述のダメージ表に特技の使用回数をかけあわせて差分を見てみることにします。

いずれのパターンにおいても、タナトスハントやヴァイパーファングを強化した場合にダメージの上昇量が多いことが分かりました。
よって、対象をタナトスハントとヴァイパーファングに絞り、全特技ダメージ合計での差を見てみます。

上段の表がタナトスハントを強化した場合で、下段がヴァイパーファングを強化した場合の結果です。

 

■各段内での比較(180スキルと160スキルにどっちをセットしたら強いのかの比較)

シャンソン型も戦鬼型も180スキルに攻撃、160スキルに特技強化を設定した場合に期待値が上という結果になりました。

タナトス型
・シャンソン型:(180攻撃)80981 >(160攻撃)80553
・戦鬼型:(180攻撃)76993 >(160攻撃)76780

ヴァイパー型
・シャンソン型:(180攻撃)80981 >(160攻撃)80553
・戦鬼型:(180攻撃)76993 >(160攻撃)76780

■上段と下段での比較(タナトス強化とヴァイパー強化、どっちが強いのかの比較)

タナトスとヴァイパーの比較ですが、どちらもタナトスハントが有利な結果となっています。

180攻撃
・シャンソン型:(タナトス強化)80981 >(ヴァイパー強化)80857
・戦鬼型:(タナトス強化)76993 >(ヴァイパー強化)76960

ただし、タナトスとヴァイパーの比較については特技の使用回数で簡単に逆転するほどの差しかありません。

参考までにタナトスハントの回数が同じだったとして、ヴァイパーファングの回数がシャンソン型が23回、戦鬼型が17回に増えた場合はヴァイパー強化型が優位となります。

強化特技については、タナトス・ヴァイパーで大差はないので、あまり神経質になる必要はないかと思います。

・戦闘時間が短い(ヴァイパーの頻度が少ない)場合はタナトス強化

・戦闘が長引きそうな(ヴァイパーの頻度が多い)場合はヴァイパー強化

といったイメージです。

とはいえ、タナトス強化を160スキルにセットして上昇するダメージは、1戦でシャンソン型で364、戦鬼型で468程度です。
実際の戦闘では災禍・レボ・テンション等でこの上昇量は増すことになりますが、微々たるもの(倍になったりはしない)です。

これを多いと見るか少ないと見るかで、160スキルをかいしん率にするのも有りでしょう。

データから見る160~180スキルの推奨
180 攻撃力+10
170 オネロスハントⅡ
160 タナトスハント+2% or ヴァイパー+6% or かいしん率

といった結果になります。
想像通りの結果ですね。

短剣・闇宝珠レベルについて

次は短剣の闇宝珠についてです。
短剣踊り子に必要となりそうな宝珠は次の通りです。

これら全てをLv5+飾りにすることはできません。
また闇宝珠は他武器特技の宝珠もたくさんつけていることが多いため「3玉」ではなく「1玉」で運用している方も多いかと思います。

宝珠Lv5とLv4を比較した特技別ダメージ表を作成しましたので、まずはご覧ください。

上記、ダメージ表は前項までに使用した特技別回数を利用して1戦トータルでどのくらいの差になるのかを算出しています。
結果、これまでの検証の傾向と同様、タナトスハントとヴァイパーファングが宝珠Lvの差によりダメージ差が大きくなっています。

オネロスハントに関しては、ラッシュ時に使うケースも多いため、参考用に条件が揃った状態でどの程度の差になるのか算出して掲載しています。

毒の入りは重要なので、ヴァイパーファングの技巧はLv5で決定。
タナトスハントとヴァイパーファングの極意はダメージ量の上昇幅からLv5で決定。

ナイトメアファングは毒の効果時間が短いので使わない人もいると思います。
オネロスハントは条件次第で上昇幅が大きくなるので、タイム狙いであればLv5にしたいところですが、ナイトメアファングを多用する人はオネロスハントよりも優先度は上です。

結論として、そもそも使用する頻度が少ないキラーブーンをLv4に下げる第一候補とし、次点としてナイトメアファング(orオネロスハント)をLv4に下げる候補として筆者は推奨します。

3玉を5個使用する場合はキラーブーンのみ1玉Lv4で他の5種を3玉Lv5にすると244pでLv振りが可能です。
※3玉×5、1玉×1で全種類飾ることが可能

全てを1玉で構成する場合はキラーブーンとナイトメアファング(orオネロスハント)をLv4にして他の4種をLv5にすると261pでLv振りが可能です。

 

今回の検証は以上で終了です。
内容について不明な点・間違い等あれば気軽にお尋ねください。

引き続きスコルパイド関連の考察は行う予定ですが、テーマについては流動的です。
早めにどうぐ構成との比較も行いたいと思っていますが、考察はのんびり行おうと思っていますので気長にお待ちください。

それでは次回の考察で会いましょう。

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